大洲まちづくりファンド有限責任事業組合
【NIPPONIA HOTEL 大洲城下町】
愛媛県大洲市
ファンド 設立日 |
2020年(令和2年)2月26日 |
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組合員構成 | 株式会社伊予銀行、民間都市開発推進機構 |
ファンドの 所在地 |
愛媛県松山市 |
ファンドの 資金規模 |
2億円(伊予銀行1億円、機構1億円) |
ファンドの 形態 |
有限責任事業組合(LLP) |
ファンドの 存続期間 |
2040年1月末日まで |
【地域の課題】
大洲市内には観光客向けの魅力的な宿泊施設が少ないことから、市内に宿泊する観光客は日帰り客に比べ圧倒的に少なく、旅行者による需要及び消費の獲得が限定的です。
主に肱南地区・新谷地区においては人口減少、所有者の高齢化や相続等により、古民家等が空き家となって老朽化したり、維持管理ができずに取り壊されて更地化するケースが増え、観光都市としてのまちの魅力が失われつつあります。
肱北地区においてはJR伊予大洲駅から肱南地区への歩行動線の魅力を向上し誘客機能の強化を図ること等が求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、次のエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
- ①大洲市観光まちづくり町家活用エリア基本計画における町家活用エリアを中心としたエリア及びその周辺。
- ②JR伊予大洲駅から肱南地区への歩行動線となる商店街を中心としたエリア及びその周辺。
- ③JR新谷駅周辺を中心とした古民家が現存するエリア及びその周辺 。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、町家、古民家、空き家、空き店舗等をリノベーション等により活用し、宿泊施設、飲食施設、物販施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】

【本ファンドからの投資事例】

- 施設名 : NIPPONIA HOTEL 大洲城下町
- 所在地 : 愛媛県大洲市大洲
- 投資先 : 株式会社 KITA (社債の引受)
- 投資日 : 令和2年7月15日
城下町に点在する歴史的な邸宅をリノベーションし、分散型古民家ホテルとして運営。