地域活性化施設等整備基金
岐阜県瑞浪市
ファンドの概要
支援年度 | 2017年(平成29年) |
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事業主体 | 瑞浪市 |
助成対象地域 | 瑞浪市 |
目的 | 主要な街道であった中山道の宿場周辺では、人口流出と空き家の増加により歴史的重要な景観が維持できなくなっており、住民のまちなみ保存意識の醸成と取組みを促進し、景観形成に資する建築物の改修や景観保全施設の整備により地域の活性化を図る。 |
助成の対象となる主な事業 |
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ファンドの 資金規模 |
20,000千円(瑞浪市10,000千円、機構10,000千円) |
【具体的な事業例】
古民家を地域住民や観光客を対象にしたカフェに改装

- 事業者 : 橘 満壽美
- 事業地 : 瑞浪市大湫町
- 助成年度 : 令和3年度
- CF調達額 : 1,279千円
- ファンド支援: 1,000千円
大湫(おおくて)宿は、かつての中山道47番目の宿です。旧森川善章家住宅は、宿場の問屋を務めた森川氏の住宅で、旅籠としても使用されました。建物は明治26年の建築とされ、明治期の民家としての面影を良く残しています。明治時代以降の大湫集落の暮らしや風習を示す貴重な建物であることから、国登録有形文化財として登録されています。
本事業では、この旧森川善章家住宅を、地域住民や観光客を対象とした古民家カフェに改装しました。
大湫宿には、これまでお茶を飲んだり食事をする場所が無かったことから、カフェのオープン後は多くの地域住民や観光客に利用されています。