(仮称)飯田駅前プラザ整備事業
【丘の上結いスクエア】
長野県飯田市
本事業区域が位置する飯田駅前は平成30年に中心市街地唯一の大型商業施設が閉店したことに伴い商業機能が低下し、来街者も減少するなど、かつての駅前の活力が失われている状況にあります。本事業は、民間の空きビルを活用し、公民館機能、賑わい交流機能、商業施設を導入した広域的な集客力を有する高次都市施設を整備することで、飯田市の中心市街地の活性化に貢献します。
MINTO機構の出資制度を活用することにより、事業の立ち上げ支援が行われました。MINTO機構は同市内の「トップヒルズ第2(飯田市橋南第二地区第一種市街地再開発事業)」、「りんご並木商業施設(りんご並木横丁)等整備事業」でも立ち上げ支援を行っており、本事業は同市内で3例目の「まち再生出資」活用事業となりました。

事業地 | 長野県飯田市東和町二丁目35番地 他 |
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民間都市再生 整備事業計画認定日 |
令和4年3月4日 |
事業において整備される 公共施設等 |
広場 |
出資会社等 | 飯田駅前プラザ株式会社 |
MINTO機構の出資年月日 | 令和4年3月31日 |
出資額 | 18百万円 |
出資の形態 | 優先株式の取得 |
MAP
Voice ーお客様の声ー
飯田駅前プラザ株式会社
本事業の区域は、南信州の玄関口である飯田市中心市街地の飯田駅前通りの一角にあり、JR飯田駅や高速バス乗り場等の交通拠点が集積している場所に位置しています。
2018年(平成30年)9月末に、中心市街地唯一の大型商業施設が閉店することに伴い商業機能が低下し、来街者も減少するなど、かつての駅前の活力が失われている状況にありました。
当社は、駅前の賑わいを再び取り戻すべく、閉店した当空きビルを購入し、公民館機能、賑わい交流機能、商業機能を導入した施設を整備する事業として、令和3年9月~令和4年5月の9ヶ月間でリノベーションなどの整備事業を実施致しました。
建物の名称を「丘の上結いスクエア」と称しコンセプトは「結い」。
人が集い、人を育て、人を守り、人に喜びを提供する。これまでの結いと、これからの結いが重なってよりよい強い幸せの生まれる空間でありたい。そのような願いをこめて令和4年5月19日に無事グランドオープンを迎えることが出来ました。
1Fの商業施設は、一部生鮮食品を扱うドラッグストアと地元サッカーJリーグチームが運営する喫茶店があります。試合の際には喫茶内にあるパブリックビューイングで子供たちが応援しています。また2F・3Fの公民館施設には図書館に立ち寄る高校生、ダンスやヨガに通う一般の方など、賑わいの空間となっており新たな「結い」が生まれていると感じております。
MINTO機構様には、当事業の資金によるご支援の他、事業収支計画の精査など事業全般の立上げのご支援を頂きました。今後においても貴機構からの様々なアドバイスやご支援を賜りたいと存じます。