長門湯本温泉まちづくりファンド投資事業有限責任組合
【立ち寄り湯「恩湯」・飲食棟「恩湯食」】【複合施設「SOIL Nagatoyumoto】
山口県長門市
ファンド 設立日 |
2019年(平成31年)3月7日 |
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組合員構成 | (株)山口銀行、山口キャピタル(株)、民間都市開発推進機構 |
ファンドの 所在地 |
山口県長門市 |
ファンドの 資金規模 |
1億円(山口銀行4,900万円、山口キャピタル100万円、機構5,000万円) |
ファンドの 形態 |
投資事業有限責任組合(LPS) |
ファンドの 存続期間 |
2034年2月末日まで |
【地域の課題】
長門湯本温泉は、高度経済成長期に多くの団体旅行客でにぎわい旅館も大型化したが、バブル経済崩壊後は、消費者の観光に対する価値観の変化や団体旅行から個人旅行へのシフトなど時代の変化に取り残され、宿泊者数は昭和58年の39万人をピークに減少を続け、最近では年間20万人を下回る水準まで低下しています。
かつては情緒ある温泉街が広がり、商店での買い物やまち歩きを楽しむ観光客も多かったが、商店の数も減少し、現在では閑散とした温泉街となっており、公共空間の整備に加え、民間投資による賑わい創出が望まれています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題の解決に資するため、湯本地区、門前地区、三ノ瀬地区からなる長門湯本温泉エリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、入浴施設、宿泊施設、飲食施設、物販施設等を整備・運営することで、新たな魅力を創出し、観光客の満足度を向上させるなどして、地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】

【本ファンドからの投資事例】

- 施設名 : 立ち寄り湯「恩湯」・飲食棟「恩湯食」
- 所在地 : 山口県長門市深川湯本
- 投資先 : 長門湯守 株式会社 (社債の引受)
- 投資日 : 令和2年3月30日
2017年に営業を終了した公衆浴場を、新たに飲食棟を併設した入浴施設に整備し運営。
【主な受賞歴】
日本都市計画学会「計画設計賞」[(公社)日本都市計画学会]
土木学会デザイン賞2021 「最優秀賞」[(公社)土木学会 景観・デザイン委員会]
第19回土地活用モデル大賞「最優秀賞」[(一財)都市みらい推進機構]