上天草市まちづくり事業推進基金

熊本県上天草市

ファンドの概要

支援年度 2016年(平成28年)
事業主体 上天草市
助成対象地域 上天草市
目的 自然や歴史、文化、農林水産物を活かした地域づくりやコミュニティ活動など民間の自発的なまちづくりを支援することにより、地域の活力向上や多様な交流の促進を図る。また、地域の様々な課題解決の活動拠点を整備することにより、地域の活性化と生きがいを持って暮らす地域づくりを推進する。
助成の対象となる主な事業
  • 地域資源を活用したまちづくりと交流促進に資する事業
  • 交流人口の増大によるまちの活性化に資する事業
  • 地域コミュニティの活性化に資する事業
ファンドの
資金規模
20,000千円(上天草市10,000千円、機構10,000千円)

【情勢対象地域】 上天草市

【情勢対象地域】 上天草市

【具体的な事業例】

  • 空き家を活用した観光情報発信拠点となるカフェの整備
【具体的な事業例】①
  • 事業者   : 湯島・夢の島づくり会青年部
  • 事業地   : 上天草市湯島
  • 助成年度  : 平成30年度
  • CF調達額 : 811千円
  • ファンド支援: 589千円

湯島には食事場所や観光施設が少なく、観光客に島の魅力を伝える力が足りていなかったため、空き家を使った“湯島の情報発信できる観光拠点となる「ねころびカフェ」を整備。
湯島は“猫の島”と呼ばれるほど猫が多く、猫目当ての観光客も増えていますが、島の経済活性化やリピーター獲得につながっていないことが課題でした。
そこで「湯島プロジェクト」による事業化を検討。当プロジェクトは、熊本大学の学生と島民、地域おこし協力隊、行政の方々で力を合わせ、湯島の魅力を発信し、島の経済活性化につなげる取組みを行っております。
当該施設の整備に際し、島民の方々と“島の活性化を考えるワークショップ”を開催し、当プロジェクトを立ち上げました。

  • 地区の文化伝承の拠点となる相撲場の整備
【具体的な事業例】②
  • 事業者   : 下桶川地区まちづくり委員会
  • 事業地   : 上天草市龍ヶ岳町
  • 助成年度  : 令和3年度
  • CF調達額 : 2,505 千円
  • ファンド支援: 2,500千円

下桶川地区では、古くから伝わる「赤ちゃんの泣き相撲」を毎年旧暦6月28日に「夏祭り」として開催してきました。この「夏祭り」の準備等を通じて地区の住民同士の絆が強まり、信頼関係や共同意識の形成に大きな役割を担ってきました。
しかし、地区の過疎化・少子高齢化に加え、当該相撲場が地区の中心地から離れている場所にあるため住民が集まりにくくなったこと、更に既存の相撲場が老朽化で危険な状態になったことから、「夏祭り」の伝承が難しくなってきました。
このことから本事業では、住民にとって利便性の良い、地区の中心地に近い場所に新たな相撲場を整備し、赤ちゃんの泣き相撲を含む「夏祭り」等を次世代に伝承する拠点づくりを行いました。

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