マネジメント型まちづくりファンド支援業務
(単位:百万円)
設立日 | ファンド略称 | 共同組成者 | 投資対象エリア | 期限 | ファンドの資金規模 | |
1 | ’17/9/15 | ぬまづ まちづくりファンド |
沼津信用金庫 | 静岡県沼津市 | ’37/1/31 | 40 |
2 | ’17/9/29 | シティ信金PLUS事業大阪 まちづくりファンド |
大阪シティ信用金庫 | 大阪市中央区ほか | ’37/7/31 | 50 |
3 | ’18/1/31 | 城崎 まちづくりファンド |
但馬信用金庫 | 兵庫県豊岡市 | ’37/11/30 | 60 |
4 | ’18/3/26 | 谷根千 まちづくりファンド |
朝日信用金庫 | 東京都台東区ほか | ’38/1/31 | 100 |
5 | ’18/11/15 | NAGANO まちづくり応援ファンド |
長野信用金庫 | 長野県長野市 | ’38/10/30 | 80 |
6 | '19/3/7 | 長門湯本温泉 まちづくりファンド |
(株)山口銀行(LP) 山口キャピタル(株)(GP) |
山口県山口市 | ’34/2/28 | 100 |
7 | ’19/3/12 | ふじのふもと まちづくりファンド |
富士信用金庫 | 静岡県富士市 | ’38/7/31 | 40 |
8 | ’19/3/22 | 新庄 まちづくりファンド |
新庄信用金庫 | 山形県新庄市 | ’39/1/31 | 50 |
9 | ’19/3/27 | たかしん まちづくりファンド 飛騨のMIRAI |
高山信用金庫 | 岐阜県高山市ほか | ’39/1/31 | 100 |
10 | ’19/3/28 | じゅうろく・清流 まちづくりファンド |
(株)十六銀行 | 岐阜県岐阜市ほか | ’38/9/30 | 150 |
11 | ’19/6/3 | 桐生 まちづくりファンド |
桐生信用金庫 | 群馬県桐生市 | ’38/11/30 | 60 |
12 | ’19/7/31 | 多治見 まちづくりファンド |
東濃信用金庫 | 岐阜県多治見市 | ’39/1/31 | 40 |
13 | ’19/8/5 | ひみ まちづくりファンド |
氷見伏木信用金庫 | 富山県氷見市 | ’34/1/31 | 50 |
14 | ’20/2/18 | さいしん まちづくりファンド |
埼玉縣信用金庫 | 埼玉県草加市ほか | ’40/1/31 | 120 |
15 | ’20/2/26 | 大洲 まちづくりファンド |
(株)伊予銀行 | 愛媛県大洲市 | ’40/1/31 | 200 |
16 | ’20/2/26 | ちくごの未来 まちづくりファンド |
筑後信用金庫 | 福岡県久留米市ほか | ’40/1/31 | 50 |
17 | ’20/3/4 | きのくに まちづくりファンド |
きのくに信用金庫 | 和歌山県和歌山市 | ’40/1/31 | 40 |
18 | ’20/11/24 | さんしんIZU まちづくりファンド |
三島信用金庫 | 静岡県三島市ほか | ’40/1/31 | 150 |
19 | ’21/1/15 | 京銀 まちづくりファンド |
(株)京都銀行 | 京都府宇治市ほか | ’40/12/31 | 200 |
20 | ’21/2/16 | 福知山 まちづくりファンド |
京都北都信用金庫 | 京都府福知山市 | ’40/11/30 | 50 |
21 | ’21/2/19 | 備前日生しんきん まちづくりファンド |
備前日生信用金庫 | 岡山県瀬戸内市 | ’41/1/31 | 60 |
22 | ’21/2/26 | 秋田 まちづくりファンド |
秋田信用金庫 | 秋田県秋田市 | ’41/1/31 | 50 |
23 | ’21/3/8 | 前橋まちなか まちづくりファンド |
しののめ信用金庫 | 群馬県前橋市 | ’41/1/31 | 100 |
24 | ’21/3/25 | ながのけんしん奈良井宿 まちづくりファンド |
長野県信用組合 | 長野県塩尻市 | ’41/1/31 | 300 |
25 | ’22/3/7 | くまもと歴史 まちづくりファンド |
(株)熊本銀行 | 熊本県熊本市 | ’41/11/30 | 100 |
26 | ’22/3/10 | 千住 まちづくりファンド |
足立成和信用金庫 | 東京都足立区 | ’42/1/31 | 60 |
27 | ’22/12/27 | 山口 まちづくりファンド |
萩山口信用金庫 | 山口県山口市 | ’42/11/30 | 60 |
【27】山口まちづくりファンド
ファンド設立日 | 2022年(令和4年)12月27日 |
---|---|
組合員構成 | 萩山口信用金庫、民間都市開発推進機構 |
ファンドの所在地 | 山口県山口市 |
ファンドの資金規模 | 6,000万円(萩山口信用金庫3,000万円、機構3,000万円) |
ファンドの形態 | 有限責任事業組合(LLP) |
ファンドの存続期間 | 2042年11月末日まで |
【地域の課題】
山口市の中心市街地は、人口のドーナツ化に加え、高齢化した店舗所有者の建物維持・改修意欲の低下により、商店街全体の老朽化が進み、商店街の衰退、中心市街地の経済規模の縮小を招いており中心市街地全体の求心力が低下しています。
中心市街地を誰もが安心して快適に歩いて買い物し、働き、社会的・文化的活動ができる空間や、飲食や小売業を始め、多様な事業にチャレンジできる商環境など、広域交流の拠点とするため、老朽化が進んだ中心商店街を再生することで、商店街店舗の多様性と連続性を確保し、まちのにぎわいの維持向上を図り、求心力のある商業・業務エリアの実現が求められています。
【対象エリア】
上記の課題を踏まえ、山口市策定「第3期山口市中心市街地活性化基本計画」における中心市街地区域において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き店舗等に加え、公共の遊休不動産などのリノベーションや新築・物件取得などにより、飲食施設、宿泊施設、交流施設、イベント施設、体験施設、貸しオフィスなどの施設を整備・運営することで地域の課題解決に資する民間まちづくり事業を投資の対象とします。
【対象エリア(イメージ)】
【投資対象エリアのイメージ】
【26】千住まちづくりファンド
ファンド設立日 | 2022年(令和4年)3月10日 |
---|---|
組合員構成 | 足立成和信用金庫、民間都市開発推進機構 |
ファンドの所在地 | 東京都足立区千住 |
ファンドの資金規模 | 6,000万円(足立成和信用金庫3,000万円、機構3,000万円) |
ファンドの形態 | 有限責任事業組合(LLP) |
ファンドの存続期間 | 2042年1月末日まで |
【地域の課題】
千住は、かつては江戸最大級の宿場町として栄えました。現在は、都心からのアクセスが良く、北千住駅には5路線が乗り入れ、また、同地域には5つの大学があることから、駅周辺は一定の賑わいがあり、まちの人気は上昇傾向です。
一方、北千住駅周辺から離れたエリア(特に重点地区である千住北西部地区(千住大川町、千住寿町、千住柳町、千住中居町、千住龍田町))においては、かつては都電の終点駅があり、これと近隣の事業所を結ぶ商店街に地元住民等が集まり、千住地域の中心として賑わっていましたが、都電が廃止となり、事業所が減少すると人通りも減少し、商店街は衰退しました。また、高齢化進行により空き家が増加し、まちの魅力は低下傾向にあります。このため、地域コミュニティの交流の場として住民が魅力を感じる賑わいを再生することが求められています。また、当地域の多くは、都内有数の木密地域であることから、防災の観点からも、老朽建物を壊すものと利活用するものとに選別することも求められています。
【対象エリア】
本組合は、上記の課題を踏まえ、東京都足立区の千住地域(重点地区は千住北西部地区:千住大川町、千住寿町、千住柳町、千住中居町、千住龍田町)において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家、空き店舗等の遊休不動産等をリノベーション等により活用し、飲食施設、宿泊施設、交流施設、イベント施設、体験施設、貸しオフィス等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【対象エリア(イメージ)】
【投資対象エリアのイメージ】
【25】くまもと歴史まちづくりファンド
ファンド設立日 | 2022年(令和4年)3月7日 |
---|---|
組合員構成 | 株式会社熊本銀行、民間都市開発推進機構 |
ファンドの所在地 | 熊本県熊本市中央区 |
ファンドの資金規模 | 1億円(熊本銀行5,000万円、機構5,000万円) |
ファンドの形態 | 有限責任事業組合(LLP) |
ファンドの存続期間 | 2041年11月末日まで |
【地域の課題】
①城下町エリア
平成28年熊本地震により、多くの町屋が喪失、また、老朽化や居住者の高齢化により空き家、空き店舗等も増加し、歴史資産等と調和した町並みの連続性が失われつつあります。歴史的価値高い建物の維持、リノベーションによる商店街の活性化等によって、周遊観光の促進、地域住民にとって住みやすい街の実現が求められています。
②川尻エリア
川尻エリアは、かつての河口の港町として栄えた地域で、城下町エリア同様、地震により多くの町屋が喪失しました。また、当エリアは、市の中心部からの来街者等の回遊性が不十分であるため、地域資源の価値や魅力を発信し、地域の賑わいの創出に加え、来訪者を増やし、市中心部との回遊性を高めること等が求められています。
【対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、令和2年6月策定くまもと歴史まちづくり計画(熊本市歴史的風致維持向上計画)の重点区域である城下町地区及び川尻地区で実施される民間まちづくり事業に投資します。
【対象事業の考え方】
上記のエリアにおいて、町屋のみならず空き家、空き店舗等の遊休不動産をリノベーション等により活用し、飲食施設、宿泊施設、交流施設、イベント施設、体験施設、貸しオフィス等の施設を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【対象エリア(イメージ)】
【投資対象エリアのイメージ】
【24】ながのけんしん奈良井宿まちづくりファンド
ファンド設立日 | 2021年(令和3年)3月25日 |
---|---|
組合員構成 | 長野県信用組合、民間都市開発推進機構 |
ファンドの所在地 | 長野県長野市 |
ファンドの資金規模 | 3億円(長野県信用組合1.5億円、機構1.5億円) |
ファンドの形態 | 有限責任事業組合(LLP) |
ファンドの存続期間 | 2041年1月末日まで |
【地域の課題】
奈良井宿は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、歴史的な観光資源を有しているが、観光消費額が低迷し、歴史的建造物の保存・活用等の課題も抱えており、歴史的街並みを活かした交流の推進、観光客等の滞在時間の延長に繋がる施設整備等が求められています。
【対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている奈良井宿及びその周辺において実施される民間まちづくり事業を対象とします。
【対象事業の考え方】
上記のエリアにおいて、古民家等をリノベーション等により活用し、商業施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を対象とします。
【対象エリア(イメージ)】
【本ファンドからの支援事例】
施設名 : BYAKU Narai
所在地 : 長野県塩尻市奈良井551-3
支援先 : 株式会社 ソルトターミナル
支援日 : 令和3年5月31日
形 態 : 社債の引受
築約200年の伝統的建造物である旧酒蔵・旧民宿の建物をリノベーションして、宿泊施設・レストランを運営。
【23】前橋まちなかまちづくりファンド
ファンド設立日 | 2021年(令和3年)3月8日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | しののめ信用金庫 |
ファンドの所在地 | 群馬県前橋市 |
ファンドの資金規模 | 1億円(しののめ信用金庫5,000万円、機構5,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2041年1月末日まで |
【地域の課題】
前橋市の中心市街地エリアは、郊外大型店への購買客流出等により、中心市街地が衰退。また、高齢化率が高く、空き店舗等が増加し、古くからまちの中心であった市街地を流れる広瀬川周辺の景観も阻害されています。アーバンデザイン(官民で策定した前橋市のまちづくりの指針)に基づく民間によるまちづくり事業が立ち上がりつつあり、更なる民間まちづくり事業を推進することによって、スポンジ化した中心市街地の機能回復、高齢者が車に依存せずに市中心街で用を足すことを可能とすること、広瀬川周辺の良好な景観の保全といった地域の課題に対応することが求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、前橋市の中心市街地エリア(まちづくりの市の指針であるアーバンデザインエリア)及びその周辺において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家・空き店舗・空き公共施設等をリノベーション等により活用し、商業施設、飲食施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : CHOCOLATE
所在地 : 群馬県前橋市千代田町
投資先 : 合同会社 ドーナツ
投資日 : 令和3年6月25日(社債の引受)
築40年超の空きビルをリノベーションし、シェアオフィス(カフェとオフィス)、シェアスペースとして貸し出す事業。
【22】秋田まちづくりファンド
ファンド設立日 | 2021年(令和3年)2月26日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 秋田信用金庫 |
ファンドの所在地 | 秋田県秋田市 |
ファンドの資金規模 | 5,000万円(秋田信用金庫2,500万円、機構2,500万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2041年1月末日まで |
【地域の課題】
①秋田駅から山王地区は、秋田県全体の広域拠点地域として都市機能が集積しているが、近年は、空き家・空き店舗・空き地が増加し、拠点性が低下しています。地域住民の生活拠点・県外からの来訪者の玄関口として、商業機能等を充実させ、県都としてのさらなる賑わいの形成が求められています。
②土崎地区は、土崎駅を中心として、地域住民の生活を支える商業機能や行政・文化機能が集積しているが、近年は既存商店街の疲弊が顕在化しています。また秋田港周辺は、道の駅をはじめとした観光拠点が位置しており、北部地域の中心として更なる交流人口の拡大と地域の活性化が求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、次のエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
①秋田駅から山王地区及びその周辺エリア
②土崎地区及びその周辺エリア
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家、空き店舗、空き公共施設等をリノベーション等により活用し、商業施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 美・中國菜 武陵源
所在地 : 秋田県秋田市中通3丁目3-4
投資先 : 合同会社 AKILINKS
投資日 : 令和3年3月30日(社債の引受)
旧郵便局の建物をリノベーションして、飲食店(中国料理店)を運営。
【21】備前日生しんきんまちづくりファンド
ファンド設立日 | 2021年(令和3年)2月19日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 備前日生信用金庫 |
ファンドの所在地 | 岡山県備前市伊部 |
ファンドの資金規模 | 6,000万円(備前日生信用金庫3,000万円、機構3,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2041年1月末日まで |
【地域の課題】
瀬戸内市牛窓エリアは、交通、観光、交流の拠点であったが、産業の衰退、観光客数の減少により人口が減少し、産業、地域コミュニティ、歴史文化遺産、景勝の維持が困難な状況が生じており、観光資源、生活インフラ等の既存ストックを活用し、観光をはじめとした産業・雇用の創出、地域活性化を図ること、移住、定住を促す環境を整備することが求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、瀬戸内市牛窓町の牛窓エリアの海岸沿い及び前島において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記のエリアにおいて、空き家、空き店舗等をリノベーション等により活用し、交流拠点・観光交流拠点(飲食店、物販店舗、宿泊施設、事務所など)等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とする。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 牛窓テレモーク
所在地 : 岡山県瀬戸内市牛窓町
投資先 : 株式会社 西舎 ・ 株式会社 牛窓テレモーク
投資日 : 令和3年5月31日 ・ 令和3年7月30日(社債の引受)
旧牛窓町立診療所をリノベーションし、カフェ、音楽スタジオ、写真スタジオ、イベントスペース等を整備し、地域の賑わいの場を創出する。
施設名 : Tohito | Setouchi
所在地 : 岡山県瀬戸内市牛窓町
投資先 : 合同会社 Tohito
投資日 : 令和5年1月25日 (社債の引受)
離島の「前島」に1日1組限定の宿泊施設を新築。
【20】福知山まちづくりファンド
ファンド設立日 | 2021年(令和3年)2月16日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 京都北都信用金庫 |
ファンドの所在地 | 京都府宮津市 |
ファンドの資金規模 | 5,000万円(京都北都信用金庫2,500万円、機構2,500万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2040年11月末日まで |
【地域の課題】
福知山市の中心市街地エリアは、高齢化率が高く、空き店舗等が増加しています。中心市街地活性化基本計画に基づき市役所主導で行われた3つの交流拠点整備のほか、3つの商店街活性化による回遊性向上などの民間まちづくり事業が実施されつつあることから、更なる民間まちづくり事業を促進させ、空き店舗等の解消、観光客の誘致、地域の価値を高め回遊性を向上させることが課題となっています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、福知山中心市街地活性化基本計画区域を中心とするエリア及びその周辺において実施される民間まちづくり事業に投資します。(エリア内の3つの商店街を重点エリアとしています)
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家・空き店舗・空き公共施設等をリノベーション等により活用し、商業施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
所在地 : 京都府福知山市
投資先 : 株式会社CraftBank
投資日 : 令和3年11月10日(社債の引受)
京都北都信用金庫旧店舗をリノベーションし、クラフトビール醸造施設、飲食スペース、コワーキングスペース等を整備しました。
【19】京銀まちづくりファンド
ファンド設立日 | 2021年(令和3年)1月15日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 株式会社京都銀行 |
ファンドの所在地 | 京都府京都市下京区 |
ファンドの資金規模 | 2億円(京都銀行 1億円、機構 1億円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2040年12月末日まで |
【地域の課題】
①宇治市は、京都府下の観光地でありながら来訪者の滞在時間が短いこと、建物の老朽化や居住者の高齢化による建替え等により歴史資産等と調和した町並みの連続性が喪失されつつあること等の課題を有しており、中枢拠点エリア内外において、宇治の豊富な観光資源の活用、町並みの維持、商店街の活性化等により、周遊観光の促進、地域住民にとって住みやすい街の実現が求められています。
②舞鶴市は、東舞鶴駅周辺の中心商店街における商圏人口の減少、店舗等の老朽化等による空き店舗の増加といった商業活力の低下の課題を有するとともに、赤れんがパークエリアにおいて、来訪者の滞在時間を長くすること、宿泊客の増加を図ること、中心商店街や旧市民病院跡地への回遊性を高めること等が求められています。
③南丹市は、景観計画区域である美山地域及びその周辺において、伝統的景観や豊かな自然環境等の観光資源を有しておりますが、少子高齢化や農林業の停滞による空き家や空き店舗、老朽化した公共施設など遊休不動産の増加といった課題があり、飲食・物販店や宿泊施設等の整備による観光消費単価の引き上げ、地域全域を体験・体感できる分散型の観光拠点の確保、滞在型観光の推進が求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、次のエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
①宇治市都市計画マスタープランにおける中枢拠点を含むエリアと天ケ瀬ダムを中心とするエリア及びその周辺
②JR東舞鶴駅から中心商店街を経て赤れんがパークエリアや旧市民病院跡地に至るエリア及びその周辺
③南丹市景観計画における景観計画区域に指定した南丹市美山地域を含むエリア及びその周辺
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家、空き店舗、空き公共施設、赤れんが倉庫、古民家等をリノベーション等により活用し、商業施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 中宇治BASE
所在地 : 京都府宇治市妙楽
投資先 : 宇治観光まちづくり株式会社
投資日 : 令和3年1月29日(社債の引受)
古民家を活用して、まちづくり組織UDCの活動拠点、小商いインキュベーション施設、レンタルスペース、コワーキングスペースを設備。
【18】さんしんIZUまちづくりファンド
ファンド設立日 | 2020年(令和2年)11月24日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 三島信用金庫 |
ファンドの所在地 | 静岡県駿東郡長泉町 |
ファンドの資金規模 | 1億5,000万円(三島信用金庫7,500万円、機構7,500万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2040年1月末日まで |
【地域の課題】
三島市、熱海市、伊東市は、地域内の観光施設等により一定の観光客の流入が確保できていますが、中心市 街地への回遊性が低下してきています。中心市街地には空き家、空き店舗が多く街並みの景観が壊れ、賑わいが失われています。それらを活用し賑わいを創出することで、定住人口の増加や観光客等の中心市街地への回遊性を高めることが求められています。
伊豆の国市、伊豆市土肥、伊豆市湯ヶ島、伊豆市修善寺は、温泉街を有する温泉観光地です。観光客の減少や、定住人口の減少、空き家、空き店舗の増加等により地域活力が低下し賑わいが失われています。空き家、空き店舗等の利活用により、各地域が有する温泉や観光施設等を活かし観光産業の振興や、温泉街としての地域の活力化を図ることが地域の課題となっています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、次のエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
①三島市の三島駅、三島広小路駅、三島大社をつなぐ商店街を中心としたエリア及びその周辺
②熱海市の熱海駅から海沿いの宿泊施設群とビーチ及び商店街を中心としたエリア及びその周辺
③伊東市の伊東駅前商店街と南伊東駅周辺を含む伊東温泉を中心とするエリア及びその周辺
④伊豆の国市の長岡温泉地区、古奈温泉地区、韮山温泉地区を中心としたエリア及びその周辺
⑤伊豆市のフェリー寄港地周辺と土肥温泉街を中心としたエリア及びその周辺
⑥伊豆市の伊豆市役所天城湯ヶ島支所周辺と湯ヶ島温泉街を中心としたエリア及びその周辺
⑦伊豆市の修善寺駅周辺と修善寺温泉街を中心としたエリア及びその周辺
【投資対象事業の考え方】
上記のエリアにおいて、空き家、空き店舗、空きビルや遊休地等をリノベーションなどにより活用して、宿泊施設、飲食施設、物販施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【投資対象エリアのイメージ】
【17】きのくにまちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2020年(令和2年)3月4日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | きのくに信用金庫 |
ファンドの所在地 | 和歌山県和歌山市 |
ファンドの資金規模 | 4,000万円(きのくに信用金庫2,000万円、機構2,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2040年1月末日まで |
【地域の課題】
和歌山市役所は、人口の減少、若者世代の流出、事業所・従業員数の減少、開業率の低迷、外国人観光客の増加といった課題を抱えています。和歌山市役所は、平成26年より「リノベーションまちづくり」を展開。空き店舗・空き家や駐車場、利用度の低い道路・河川、公共施設などの空間資源の活用と民間主導によるリノベーション事業の実施を通し、質の高い教育機会や子育て環境の創出、質の高い雇用の創出、都市型産業の振興を図っており、その一層の展開が望まれています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、JR和歌山駅から南海電鉄和歌山市駅にかけての都市機能誘導区域を中心とするエリア及び加太地区(南海電鉄加太駅付近の都市機能誘導区域を中心とするエリア)並びにこれらの周辺において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家・空き店舗・空きビル等をリノベーション等により活用し、宿泊施設、飲食施設、物販施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【投資対象エリアのイメージ】
【16】ちくごの未来まちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2020年(令和2年)2月26日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 筑後信用金庫 |
ファンドの所在地 | 福岡県久留米市 |
ファンドの資金規模 | 5,000万円(筑後信用金庫2,500万円、機構2,500万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2040年1月末日まで |
【地域の課題】
①久留米市の中心市街地は、市内外からの交流人口は増加傾向ですが、来訪者の滞在時間が短く、また、居住者の多くは買い物のために車で郊外に出かけている状況です。そのような現状を踏まえ、中心市街地の空き家・空き店舗等を活用し、居住者や来訪者が魅力を感じるような施設の整備が求められています。
②うきは市及び八女市は、各々中心市街地に「重要伝統的建造物群保存地区」を有し、歴史的な町並みや古民家等の地域資源が豊富ですが、両市とも人口減少に伴う中心市街地の空洞化が進んでいます。そのような現状を踏まえ、古民家等の地域資源や空き家・空き店舗の活用を図り、観光や移住等の「人」の流れを促進するような施設の整備が求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、次のエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
①久留米市の中心市街地活性化基本計画における中心市街地及びその周辺。
②うきは市の重要伝統的建造物群保存地区(筑後吉井)を含む中心市街地及びその周辺。
③八女市の重要伝統的建造物群保存地区(八女福島)を含む中心市街地及びその周辺。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、古民家、空き家、空き店舗等をリノベーション等により活用し、商業施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : Hostel & Cafe Farolito
所在地 : 福岡県うきは市吉井町
投資先 : 株式会社 和加 (社債の引受)
投資日 : 令和2年3月31日
重要伝統的建造物群保存地区内の古民家をリノベーションし、ゲストハウス及びカフェとして運営。
【15】大洲まちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2020年(令和2年)2月26日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 株式会社伊予銀行 |
ファンドの所在地 | 愛媛県松山市 |
ファンドの資金規模 | 2億円(伊予銀行1億円、機構1億円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2040年1月末日まで |
【地域の課題】
大洲市内には観光客向けの魅力的な宿泊施設が少ないことから、市内に宿泊する観光客は日帰り客に比べ圧倒的に少なく、旅行者による需要及び消費の獲得が限定的です。
主に肱南地区・新谷地区においては人口減少、所有者の高齢化や相続等により、古民家等が空き家となって老朽化したり、維持管理ができずに取り壊されて更地化するケースが増え、観光都市としてのまちの魅力が失われつつあります。
肱北地区においてはJR伊予大洲駅から肱南地区への歩行動線の魅力を向上し誘客機能の強化を図ること等が求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、次のエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
①大洲市観光まちづくり町家活用エリア基本計画における町家活用エリアを中心としたエリア及びその周辺。
②JR伊予大洲駅から肱南地区への歩行動線となる商店街を中心としたエリア及びその周辺。
③JR新谷駅周辺を中心とした古民家が現存するエリア及びその周辺 。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、町家、古民家、空き家、空き店舗等をリノベーション等により活用し、宿泊施設、飲食施設、物販施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : NIPPONIA HOTEL 大洲城下町
所在地 : 愛媛県大洲市大洲
投資先 : 株式会社 KITA (社債の引受)
投資日 : 令和2年7月15日
城下町に点在する歴史的な邸宅をリノベーションし、分散型古民家ホテルとして運営。
【14】さいしんまちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2020年(令和2年)2月18日 |
---|---|
組合員構成 | 埼玉縣信用金庫 |
ファンドの所在地 | 埼玉県熊谷市 |
ファンドの資金規模 | 1億8,000万円(埼玉縣信用金庫9,000万円、機構9,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2040年1月末日まで |
【地域の課題】
草加市、越谷市、熊谷市、北本市及びさいたま市岩槻区は、東京や県内他市へのアクセスに恵まれていることや集客力のある大型商業施設が郊外に立地していること等により、各地域の中心市街地や商店街では、地元住民や来街者にとって魅力の低下、空き家・空き店舗の増加、賑わいの低下等の課題を抱えています。そのような現状から、中心市街地の空き店舗等を活用し、住民や来街者が魅力を感じる施設整備等により賑わいを創出することが求められています。
川越市は歴史的建造物群を有し、小川町は景観モデル地区として歴史的建造物をはじめ豊富な地域資源を有しているが、歴史的建造物の取り壊しなどによる景観の連続性の喪失や賑わいの低下等の課題を抱えています。そのような現状から、歴史的建造物、地域資源、空き店舗等を利活用し、交流人口の増加、地元住民にとっての魅力向上等を図ることが求められています。
大宮は近年、駅周辺の再開発や氷川参道沿いの公共施設再編による連鎖型まちづくりがすすめられているが、駅とその公共施設を結ぶ通り沿いに人の集まる魅力的な拠点が少ないことから、人の流れは駅周辺に留まり、駅から地元の資源である氷川参道までの空間が活かされず(まちの奥行きが小さい)、「駅とまちを結ぶ回遊性の向上」が求められている。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、次のエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
①草加市の東武スカイツリー線の草加駅、新田駅、獨協大学前駅及び谷塚駅を中心としたエリア及びその周辺。
②越谷市の中心市街地活性化基本計画で中心市街地と定められた越ヶ谷地区及びその周辺。
③さいたま市岩槻区の岩槻まちづくりマスタープラン対象区域の東武野田線の岩槻駅東口地区及びその周辺。
④川越市の川越市歴史的風致維持向上計画で定められている重点地域およびその周辺。
⑤小川町の景観モデル地区を中心とするエリア及びその周辺。
⑥さいたま市大宮区大宮駅東口周辺。
⑦JR熊谷駅周辺地域。
⑧JR北本駅中心の半径500m圏内の中心市街地周辺並びにUR都市機構北本団地及びその周辺。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、古民家、空き家、空き店舗等をリノベーション等により活用し、商業施設、宿泊施設、交流施設、業務施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 百足屋
所在地 : 埼玉県川越市松江町
投資先 : 株式会社 百足屋 (社債の引受)
投資日 : 令和3年1月15日
明治期に建てられた住宅及び内蔵(川越市指定有形文化財)をリノベーションして、日本の伝統文化の体験教室、カフェ、お茶や折り紙等の販売、貸しスペースを運営。
施設名 :ChaTora、Co.Tora
所在地 : 埼玉県さいたま市岩槻区本町
投資先 : 合同会社 岩槻家守舎 (社債の引受)
投資日 : 令和3年2月18日
築50年超の建物をリノベーションして、カレーや紅茶・ほうじ茶をメインとするカフェ(Cha Tora)、シェアオフィススペース(Co.Tora)を運営。
施設名 : ハムハウス
事業地 : 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町
投資先 : ハムハウス 株式会社(社債の引受)
投資日 : 令和4年3月15日
旧大宮図書館であるBibli(ビブリ)の一画を貸借の上、リノベーションして、1棚1オーナー制の図書館、アンテナショップやシェアキッチンを運営。
施設名 : 宮田屋ベーグル
事業地 : 埼玉県さいたま市岩槻区本町
投資先 : TDS 株式会社(社債の引受)
投資日 : 令和4年5月31日
100年超の古民家をリノベーションして、ベーグル店を運営。
施設名 :ツキ
事業地 : 埼玉県比企郡小川町大塚
投資先 : 株式会社 わきま(社債の引受)
投資日 : 令和4年11月17日
築80年程度の古民家をリノベーションして、宿泊事業(民泊)を運営。
【13】ひみまちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2019年(令和元年)8月5日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 氷見伏木信用金庫 |
ファンドの所在地 | 富山県氷見市 |
ファンドの資金規模 | 5,000万円(氷見伏木信用金庫2,500万円、機構2,500万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2034年1月末日まで |
【地域の課題】
氷見市の中心市街地には、JR氷見駅から道の駅「ひみ番屋街」にかけて約2㎞にわたり6つの商店街があり、これらの商店街では空き店舗が増加し、約3割が空き店舗となっています。また、営業中の店舗の約7割が後継者不足という問題を抱えており、商店街の空き店舗化は更に加速すると予想されています。商店街の北側にある「ひみ番屋街」は県内有数の集客を誇る観光スポットですが、中心市街地にも観光客を回遊させるためには、商店街自体もその魅力を増すことが求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、JR氷見駅からひみ番屋街を結ぶ6つの商店街を核として湊川周辺地区を含む中心市街地及びその周辺において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家、空き店舗、空きビル等をリノベーション等により活用し、宿泊施設、飲食施設、物販施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 昭和レトロビル
所在地 : 富山県氷見市
投資先 : 合同会社 空くくる
投資日 : 令和3年11月30日(社債の引受)
昭和40年代に建築されたビルをリノベーションし、テイクアウトのスープ店、民泊等を整備し、地域の賑わいの場を創出する。
【12】多治見まちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2019年(令和元年)7月31日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 東濃信用金庫 |
ファンドの所在地 | 岐阜県多治見市 |
ファンドの資金規模 | 4,000万円(東濃信用金庫2,000万円、機構2,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2039年1月末日まで |
【地域の課題】
岐阜県多治見市は愛知県との県境に位置し、良質な陶土に恵まれ古くから陶磁器(美濃焼)の産地として有名です。
高度経済成長期には陶磁器産業は好況となり、中心市街地も栄えましたが、その後、名古屋都市圏の拡大とともに本市郊外部の住宅開発が進み、郊外型ショッピングセンター等の進出により、中心市街地への買い物客の足は遠のくようになりました。
多治見市では中心市街地に人を呼び戻すために、多治見駅周辺や当駅から織部ストリートを回遊するルートなどの中心市街地エリアに魅力ある飲食店や雑貨店等を増やしていくことが望まれています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、多治見市中心市街地活性化基本計画で設定された中心市街地の区域(川南地区、土岐川沿、駅南地区、駅北地区) 及びその周辺において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き店舗等をリノベーション等により活用し、飲食店・雑貨店などの商業施設、シェアオフィス等の業務施設、宿泊施設等を整備・運営することで、中心市街地のにぎわい創出など地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 新町ビル 山の花
所在地 : 岐阜県多治見市新町
投資先 : 株式会社 新町 (優先株式の引受)
投資日 : 令和元年9月25日
4階建ての空きビルをリノベーションして美濃焼をテーマとしたショップ、ギャラリー、イベント、製作企画、シェアオフィス等を展開する拠点を整備。
【11】桐生まちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2019年(令和元年)6月3日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 桐生信用金庫 |
ファンドの所在地 | 群馬県桐生市 |
ファンドの資金規模 | 6,000万円(桐生信用金庫3,000万円、機構3,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2038年11月末日まで |
【地域の課題】
桐生市は、古くから絹織物の産地として栄え、繊維工業によって育まれた技術による機械工業の発達等もあり人口が増加してきましたが、産業構造の変化等に伴い1975年から人口の減少が続いています。
これに伴い、中心市街地では、空き店舗、空き工場などが増加しており、それらの活用を図り、桐生の特色を活かしたまちづくりが求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、重要伝統的建造物群保存地区を含む本町通り沿い及びJR桐生駅や上毛電鉄西桐生駅へと続く末広通り沿いの二つの商店街を核とする中心市街地並びにその周辺において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き店舗、空き工場等をリノベーション等により活用し、物販店舗、飲食店舗、シェアオフィス、宿泊施設等を整備・運営することで街の賑わい創出に寄与し、地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : グリーンビル
所在地 : 群馬県桐生市本町
投資先 : 株式会社 UNIT KIRYU (社債の引受)
投資日 : 令和元年8月30日
昭和48年築の2階建てのビルの一部をリノベーションを実施。
革製品の製造・販売を行う事業者をテナントとして誘致。
【10】じゅうろく・清流まちづくりファンド
ファンド設立日 | 2019年(平成31年)3月28日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 株式会社十六銀行 |
ファンドの所在地 | 岐阜県岐阜市 |
ファンドの資金規模 | 1.5億円(十六銀行7,500万円、機構7,500万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2038年9月末日まで |
【地域の課題】
岐阜市の中心市街地は、人口減少や高齢化により、事業所数やそこで働く従業員の数が減少し、空き店舗等が増加しています。岐阜駅周辺においては大型再開発が計画されているものの、その他の地域では活用されていないビル・店舗・古民家等が増加しており、これらの活用等により、中心市街地にふさわしい機能・施設の集積を図ることが求められています。
美濃市は、うだつの上がる町並みを形成する歴史的建築物が数多くあるものの、改修に多額の投資が必要であるために活用が進んでいないことに加え、重点エリア及び隣接する2つのエリアを含めて、空き家の増加と人口減少が進んでいるため、エリア全体としての空洞化が進んでいます。この歴史的建築物の活用とその周辺整備によるまちづくりを展開し、地域の活性化や和紙文化の発信を含む観光拠点化につなげることが求められています。
各務原市は、各種官公庁教育施設、商業施設等が集積する中心地域としての役割を果たしてきましたが、施設の老朽化に加え、近年、商店街の空き店舗等が増加しているため、その役割は低下傾向にあります。この既存公共施設や空き物件等を活用し、若年世代から高齢者まで様々な世代が集まるにぎわい・交流の拠点をつくることが求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、次のエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
①岐阜市の「岐阜市立地適正化計画」において都市機能誘導区域として定められた都心区域及び金華区域並びにその周辺地域。
②美濃市の「うだつの上がる町並みエリア」を重点エリアとして、長良川と重点エリアを結ぶ「川湊エリア」と美濃市駅と重点エリアを結ぶ「駅前商店街エリア」を含む地域。
③各務原市の各務原市役所駅及び那加駅・新那加駅周辺地域。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、活用されていないビル・店舗・古民家等をリノベーション等により活用し、物販施設、飲食施設、シェアオフィス、宿泊施設、交流施設等を整備・運営することで、中心市街地の活力向上を図り、地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : マルイチビル ≪まちづくり訪問記≫
所在地 : 岐阜県岐阜市日ノ出町
投資先 : やながせ家守社 株式会社 (社債の引受)
投資日 : 令和元年7月5日
地元まちづくり会社が、高齢により閉店した老舗喫茶店があった建物をリノベーションにより、カフェ・貸し会議室、貸オフィス・女性専用のシェアハウスとして再生。
施設名 :&n (アンドン) ≪まちづくり訪問記≫
所在地 : 岐阜県岐阜市長良
投資先 : 合同会社 鵜飼屋開発興業 (社債の引受)
投資日 : 令和元年9月27日
金崋区域の鵜飼屋地区の旧材木倉庫をリノベーションし、飲食、物販、ワーキングスペース等とし活用するテナントに賃貸する施設として整備。
施設名 :OUR食堂
所在地 : 岐阜県各務原市門前町
投資先 : 株式会社 OUR FAVORITE CAPITAL(社債の引受)
投資日 : 令和4年10月31日
各務原市にある旧精肉店をリノベーションし、まちの食堂、ギャラリー等とし活用するテナントに賃貸する施設として整備。
【9】たかしんまちづくりファンド飛騨のMIRAI有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2019年(平成31年)3月27日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 高山信用金庫 |
ファンドの所在地 | 岐阜県高山市 |
ファンドの資金規模 | 1億円(高山信用金庫5,000万円、機構5,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2039年1月末日まで |
【地域の課題】
岐阜県の飛騨地域は、飛騨高山、飛騨古川、白川郷、下呂温泉などの観光資源に恵まれ、これらの観光拠点は国道等の主要道路で結ばれています。
外国人を含めた観光客数は増加傾向が続いており、それに伴い地域全体では宿泊施設や飲食施設等が不足傾向にあります。
一方で、定住人口は減少傾向で、高山市、飛騨市、下呂市及び白川村の中心市街地及びこれらと観光拠点等とを結ぶ主要道路の沿線では、使われていない古民家や店舗が増加しており、これらを有効活用し、地域全体における回遊・周遊の円滑化と活性化、景観の維持・保全を図ることが求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、高山市、飛騨市、下呂市及び白川村の区域のうち、それぞれの中心市街地及びこれらを含む地域内外の都市と観光拠点とを結ぶ主要道路の沿道並びにこれらの周辺において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き店舗・古民家等の未活用資産のリノベーション等により、宿泊施設、飲食施設、物販施設等を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 桜山 Hotels
所在地 : 岐阜県高山市鉄砲町
投資先 : 合同会社 桜山Hotels (社債の引受)
投資日 : 令和元年10月1日
空き家であった古民家を改装して、ゲストハウス(簡易宿泊施設)として運営。
施設名 :SATOYAMA-STAY TONO-MACHI / SATOYAMA-STAY NINO-MACHI
所在地 : 岐阜県飛騨市古川町殿町、弐之町
投資先 : 株式会社 美ら地球 (社債の引受)
投資日 : 令和元年12月20日
古民家を改装して、ゲストハウス(簡易宿泊施設・2棟による分散型宿泊施設)として運営。
【8】新庄まちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2019年(平成31年)3月22日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 新庄信用金庫 |
ファンドの所在地 | 山形県新庄市 |
ファンドの資金規模 | 5,000万円(新庄信用金庫2,500万円、機構2,500万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2039年1月末日まで |
【地域の課題】
山形県の新庄・最上地域は、日本有数の豪雪地帯で豊かな自然に恵まれた地域です。
その中心市として新庄市には生活機能・都市機能の充実が望まれています。
この地域は、企業数が少ないことから仕事を求めて地域を出ていく人、高校卒業後に地域外の大学等へ進学して戻って来ない若者が多く、山形県内でも人口流出が著しい地域となっており、将来的に大幅な人口減少が予測されています。
地域の最大の課題である人口流出を少しでも抑制するために、地域の魅力を情報発信・体験・再発見できるような機能や若者がこの地域にくらしたいと思えるようなまちづくりが求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、新庄市の既成市街地及びその周辺において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家、空き店舗、古民家等のリノベーション等により、飲食施設、宿泊施設、交流施設、イベント施設、体験施設、貸しオフィスなどの施設を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 :ビーチ
所在地 : 山形県新庄市本町
投資先 : 合同会社みやび商事(社債の引受)
投資日 : 令和2年9月10日
商店街に位置する築40年超の3階建の建物をリノベーションし、飲食店及び貸事務所等として運営
【7】ふじのふもとまちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2019年(平成31年)3月12日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 富士信用金庫 |
ファンドの所在地 | 静岡県富士市 |
ファンドの資金規模 | 4,000万円(富士信用金庫2,000万円、機構2,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2038年7月末日まで |
【地域の課題】
JR富士駅周辺の富士駅周辺地区は旧富士市の中心地の商店街として栄え、また、東海道五十三次の吉原宿であった吉原地区は旧吉原市の中心地の商店街として栄えた街であるが、近年は、大規模な郊外型商業施設の進出等により、両地区とも来街者が減少し、高齢化が進むとともに、空き家・空き店舗が増加しています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、「富士市中心市街地活性化基本計画」において中心市街地として定められた富士駅周辺地区及び吉原地区並びにその周辺地区において実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家・空き店舗等をリノベーション等により活用し、飲食施設・物販施設・宿泊施設等を整備・運営することで新たなにぎわい・回遊性を創造し、地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 14 GUEST HOUSE MT.FUJI
所在地 : 静岡県富士市吉原
投資先 : 吉原マネジメントオフィス 株式会社 (社債の引受)
投資日 : 令和元年4月12日
吉原商店街にある建物をリノベーションし、ゲストハウス、イベントスペース等として運営。
【6】長門湯本温泉まちづくりファンド投資事業有限責任組合
ファンド設立日 | 2019年(平成31年)3月7日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 |
(株)山口銀行、山口キャピタル(株) |
ファンドの所在地 | 山口県山口市 |
ファンドの資金規模 | 1億円(山口銀行4,900万円、山口キャピタル100万円、機構5,000万円) |
ファンドの形態 | LPS |
ファンドの存続期間 | 2034年2月末日まで |
【地域の課題】
長門湯本温泉は、高度経済成長期に多くの団体旅行客でにぎわい旅館も大型化したが、バブル経済崩壊後は、消費者の観光に対する価値観の変化や団体旅行から個人旅行へのシフトなど時代の変化に取り残され、宿泊者数は昭和58年の39万人をピークに減少を続け、最近では年間20万人を下回る水準まで低下しています。
かつては情緒ある温泉街が広がり、商店での買い物やまち歩きを楽しむ観光客も多かったが、商店の数も減少し、現在では閑散とした温泉街となっており、公共空間の整備に加え、民間投資による賑わい創出が望まれています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題の解決に資するため、湯本地区、門前地区、三ノ瀬地区からなる長門湯本温泉エリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、入浴施設、宿泊施設、飲食施設、物販施設等を整備・運営することで、新たな魅力を創出し、観光客の満足度を向上させるなどして、地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 立ち寄り湯「恩湯」・飲食棟「恩湯食」
所在地 : 山口県長門市深川湯本
投資先 : 長門湯守 株式会社 (社債の引受)
投資日 : 令和2年3月30日
2017年に営業を終了した公衆浴場を、新たに飲食棟を併設した入浴施設に整備し運営。
【5】 NAGANOまちづくり応援ファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2018年(平成30年)11月15日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 長野信用金庫 |
ファンドの所在地 | 長野県長野市 |
ファンドの資金規模 | 8,000万円(長野信用金庫4,000万円、機構4,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2038年10月末日まで |
【地域の課題】
JR長野駅から善光寺に至る長野市中心市街地及び善光寺周辺エリアは、かつて多くの商店や問屋が軒を連ね、人の往来も盛んなエリアでした。
しかしながら、近年は、人口減少、小売業の売り場面積の減少、事務所や倉庫の空室化等により、長野市最大の観光資源である善光寺門前町の空洞化が進んでいます。
このため、リノベーションまちづくり等により、中心市街地の機能集積の維持強化を図ることが求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、長野市の中心市街地及び善光寺周辺エリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、空き家・空き店舗等をリノベーション等により活用し、飲食施設・物販施設・宿泊施設などの施設を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : Inswirl (インスワール)
所在地 : 長野県長野市大字鶴賀田町
投資先 : nw-creare 株式会社 (優先株式の引受)
投資日 : 令和2年3月30日
中心市街地エリアにある空き家をリノベーションして、鹿革の雑貨及び一般服飾の製造・販売業を運営。
【4】 谷根千まちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2018年(平成30年)3月26日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 朝日信用金庫 |
ファンドの所在地 | 東京都千代田区 |
ファンドの資金規模 | 1億円(朝日信用金庫5,000万円、機構5,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2038年1月末日まで |
【地域の課題】
台東区から文京区一帯のいわゆる谷根千地区は、関東大震災や昭和の戦災による焼失を免れたエリアが多いことから、明治、大正、昭和期に建てられた様々な古民家や寺院が数多く残っており、その風情ある昔ながらの街並みやそこに息衝く江戸・東京のくらしの文化を求め、国内外からの多くの観光客が街歩きなどに訪れる地区となっています。
しかしながら、これら古民家等の多くは、老朽化と居住者の高齢化、相続等に伴う税負担、マンション開発などにより次々に取り壊され、この地区の古民家の数は年々減少しており、風情ある街並みが失われつつあります。
【ファンドの投資対象エリア】
谷中・根津・千駄木を中心に上野桜木・池之端・弥生・西日暮里などの地区(いわゆる谷根千地区)及びその周辺
【投資対象事業の考え方】
上記の対象エリアにおいて、古民家等をリノベーション等により活用し、飲食施設、物販施設、宿泊施設などの施設を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 八代目傳左衛門めし屋 ≪まちづくり訪問記≫
所在地 : 東京都台東区谷中6-1-27
投資先 : 株式会社 八代目傳左衛門 (優先株式の引受)
投資日 : 平成30年5月30日
大正時代に建築された古民家をリノベーションして飲食店(定食屋)として活用。
建築当時の姿を調査したうえで改装・復元の工事を行い、谷根千の風情ある街並み保全に貢献。
谷根千で古民家再生活動を行っている(株)まちあかり舎が改装コーディネイト等に協力しています。
施設名 : COME
所在地 : 東京都文京区根津
投資先 : 株式会社 Brew (社債の引受)
投資日 : 令和2年6月30日
築40年超の建物をリノベーションしてシェアキッチン、弁当販売店を運営。
【3】 城崎まちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2018年(平成30年)1月31日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 但馬信用金庫 |
ファンドの所在地 | 兵庫県豊岡市 |
ファンドの資金規模 | 6,000万円(但馬信用金庫3,000万円、機構3,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2037年11月末日まで |
【地域の課題】
城崎温泉においては、老舗旅館の経営者の高齢化や後継者不足により、廃業旅館が増加している状況にある。このため、城崎温泉の町並み・風情を醸し出す「木造三階建て建物群」などの良好な景観の喪失が課題となっています。
また、近年のインバウンドの増加や国内旅行スタイルの変化に対応した泊食分離など、国際的観光地としての滞在スタイルの多様性の確保が求められています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、城崎温泉エリア(兵庫県豊岡市城崎町湯島のほか、今津、桃島を含む)及びその周辺エリアにおいて、実施される民間まちづくり事業に投資します。
【投資対象事業の考え方】
城崎温泉の良好な景観形成に資する事業で、廃業した旅館や民間の遊休地等をリノベーション等により活用するなどして、宿泊施設、飲食施設、店舗等の施設を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : ゲストハウス城崎若代 ≪まちづくり訪問記≫
所在地 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島737
投資先 : 株式会社 湯のまち城崎 (匿名組合出資)
投資日 : 平成30年4月2日
廃業した和風旅館をリノベーションして、女性専用のゲストハウスとして活用。
施設名 : ときわがガーデン ≪まちづくり訪問記≫
所在地 : 兵庫県豊岡市城崎町湯島788
投資先 : 合同会社 ときわガーデン (社債の引受)
投資日 : 平成30年12月19日
廃業した旅館の跡地(空閑地)を活用して海鮮BBQ等を提供するレストランを新築。
【2】 シティ信金PLUS事業大阪まちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2017年(平成29年)9月29日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 大阪シティ信用金庫 |
ファンドの所在地 | 大阪市中央区 |
ファンドの資金規模 | 5,000万円(大阪シティ信用金庫2,500万円、機構2,500万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2037年7月末日まで |
【地域の課題】
JR大阪環状線内及びその沿線では、商店街等の衰退により街の賑わいが失なわれている地区があり、それらの地区では、地域住民同士の繋がりの希薄化、街全体の高齢化、高齢者・障がい者・子育家庭の地域社会から孤立、空き家・空き店舗の増加という課題を抱えています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、JR大阪環状線内及びその沿線の商店街を中心に、空き店舗等低未利用の建物等を活用したスモールソーシャルビジネスを創出することで地域課題の解決と地域価値の向上が期待できるエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
(上記エリアの例示)
・天神橋筋商店街、福島聖天通商店街、九条新道駅前商店街 等
【投資対象事業の考え方】
地域の課題を地域の人や企業が解決する事業で、低未利用の建物等を活用してデイリハビリ、パブリックスペース、マイクロ保育園、子ども食堂などの施設を整備・運営する事業及び当該事業と関連して一体不可分なソフト事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : Cafe & coworking space CLIP
所在地 : 大阪府大阪市阿倍野区
投資先 : 有限会社 CR-ASSIST (社債の引受)
投資日 : 令和元年9月30日
空きビルをリノベーションし、カフェ、コワーキングスペース等として運営。
【1】 ぬまづまちづくりファンド有限責任事業組合
ファンド設立日 | 2017年(平成29年)9月15日 |
---|---|
機構と共同でファンドを組成した者 | 沼津信用金庫 |
ファンドの所在地 | 静岡県沼津市 |
ファンドの資金規模 | 4,000万円(沼津信用金庫2,000万円、機構2,000万円) |
ファンドの形態 | LLP |
ファンドの存続期間 | 2037年1月末日まで |
【地域の課題】
沼津市は交通の要衝であるが、近年は伊豆縦貫道等の整備が進み、首都圏から当市の市街地を経由しない伊豆半島へのアクセスが増えています。
また、新幹線駅が市内に存在しないことから、観光客など交流人口の伸び悩みという課題を抱えています。
さらに、経済の停滞や少子高齢化による定住人口の減少も進み、空き家や空き店舗、老朽化した公共施設など遊休不動産の活用が望まれています。
【ファンドの投資対象エリア】
本ファンドは、上記の課題を踏まえ、自然資源、観光資源、都市集積、交通アクセスなどの強みを活かしつつ、主として民間や公共の遊休不動産の活用(リノベーション)を通じ、新たに交流人口・定住人口を呼び込むことが期待できるエリアにおいて実施される民間まちづくり事業に投資します。
(上記エリアの例示)
・都市集積を活かせる駅周辺商店街や市役所周辺地区
・交通アクセス、自然資源を活かせるIC周辺
・観光資源、自然資源を活かせる千本、御用邸周辺や三浦地区 等
【投資対象事業の考え方】
空きビル、空き家、港の空き倉庫、少年自然の家跡、廃校などの民間や公共の遊休不動産をリノベーション等により活用し、クリエイターの拠点施設、シェアハウス、宿泊施設などの施設を整備・運営することで地域の課題解決に資する事業を投資の対象とします。
【投資対象エリアのイメージ】
【本ファンドからの投資事例】
施設名 : 泊まれる公園 Inn The Park
所在地 : 静岡県沼津市愛鷹20-4
投資先 : 株式会社 インザパーク (優先株式の引受)
投資日 : 平成29年10月30日
廃止された沼津市の「少年自然の家」をリノベーションし、自然体験型の宿泊施設として運営。
施設名 :Tagore(タゴール)
所在地 : 静岡県沼津市戸田大字中島321番17
投資先 : 合同会社 Reiver (社債の引受)
投資日 : 平成31年3月29日
廃業した民宿をリノベーションし、ゲストハウスとして運営。